小学生死傷事故 中学校教諭に禁錮4年求刑(静岡県)

小学生死傷事故 中学校教諭に禁錮4年求刑
(静岡県)
2014/7/24 21:40 静岡第一テレビ

4月に沼津市で居眠り運転をし、小学生2人を死傷させたとして起訴された、中学校教諭の男の初公判が開かれた。裁判は即日結審し、検察側は禁錮4年を求刑している。初公判を受けたのは、富士市立富士南中学校の教諭 佐野和寛被告(30)。起訴状によると、佐野被告は4月10日の朝、車を居眠りしながら運転し、沼津市松長の交差点で小学生2人をはねて、1人を死亡、1人に軽いけがをさせた罪に問われている。初公判で、佐野被告は起訴内容を認め、被告人質問で、「4月に転勤し、いきなり3年生を受け持ち心身ともに疲れていた」と話し、事故を起こす前の2日間、通勤途中にコンビニで仮眠をとっていたことを明らかにした。裁判は即日結審し、検察側は「疲れを感じていたにも関わらず、仕事を優先させたのは、一方的な過失だ」とし、禁固4年を求刑。一方、弁護側は「仮眠をとるなど居眠り運転防止しようと努力していた」と主張。執行猶予付きの判決を求めた。判決公判は31日に開かれる。

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